「未来に先回りする思考法」著:佐藤航陽

結論:未来に先回りするために重要なことは3つ

①常に原理から考える

システムや制度、ルールが歴史的にどのような必要性に応じて生まれてきたかを考える。

これは何のためにあるのか?という問いを持つこと。

そのものの存在する目的を疑うこと。

これはラテラルシンキングの本にも書いてあった。

今後の流れを予測するために今までの流れを考える。

②テクノロジーを知る

テクノロジーがどのような必要性に応じて生まれてきたかを理解する。

これは①と重なる。今までテクノロジーが否応なく時代を変化させてきた。

③リソースとタイミング

資金、スキル、経験、人脈があること。

タイミングは、8割の人に話をして「?」と聞き返されるなら早い。

メディアでもてはやされているなら、もう遅い。

これが一番難しいだろうと思う。

リソースに乏しい場合は、リソースがある環境に飛び込むのが良いだろうか。

一人で成せることは多くないし大きくもない。

環境を追い風にしたい。

未来に先回りする思考法を自分に当てはめると

私はLHONの治療法・予防法を確立したい。

原理とテクノロジーについては参考書や雑誌、文献を読めばある程度わかる。

どこまでわかっていて、何がわかっていないのかを知ることは研究準備としてとても大事だ。

問題はリソースとタイミングだ。

まずリソースはほぼない。

大学機関に所属しているので研究者を目指す環境としてはまずまずだろう。

資金もない。大学は薄給だ。

研究の経験もない。

人脈もない。

今できるのは情報発信だとは思う。

LHONに関する現時点で正しいとされる情報を伝えたい。

タイミングとしてはどうだろうか。

LHONはミトコンドリア病である。

ミトコンドリアはテレビや雑誌で取り上げられたりしているものの

まだまだ時期尚早だろう。

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