夫婦共働き、共に専攻医、仕事と子育ての両立とか無理
男性の長時間労働、女性の家事労働負担の構造が変わらない限りは、両立は無理。
仕事と子育ての両立というのは、労働が増えるだけ、しかも子育ては金にならない。
現在の社会構造では、どちらも中途半端になる。これは身をもってわかった。
専門医制度を中断した話
専門医制度に乗っかった一年目は、子育てのためにプログラムを中断した。
当時、長女は2歳。妻も内科専攻医一年目。
仕事の責任も大きくなるタイミングで、まずは私が育児に専念することにした。
夫婦の目標の一つとして、ある期間ごとにそれぞれのキャリアを尊重するというものがあった。
大学の教授と面談して、1年間は近所の病院で週3日半の短時間勤務をすることにした。
専門医制度と中断して育児に専念した結果
子どもと向き合うにも体力と精神的な余裕が必要だ。
短時間勤務のおかげで自分に余裕ができたのは良かったし、空いた時間を
プログラミング勉強に充てたりして、仕事もプライベートも充実していた。
ん?ずっとこれでいいのでは?と思うほどに。
週5−6勤務に戻って思うこと
そんな生活が一年続き、今は週に5−6日、8:30-16:30の勤務をしている(土曜は半日ほど)。
それでどうか。家族は双子が増えて賑やかになり、家事労働は大幅に増加した。
慢性的な睡眠不足とストレスで、頭の中に常に霧がかかっているような状態だ。
子どもに向き合うにも、余裕がない。
こんな生活、嫌だ。そう思った。
来年度、どうするか。
来年度は異動になり、新しい職場で今よりも確実に忙しくなる。
「こんな生活、嫌だ」
来年度、育児のために専門医プログラムを再度中断しようか考え中である。
結局、死ぬ時に皆後悔することは働いてばかりだったということだ。
やめるわ、両立。無理だし不毛だ。
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