興味深い本を見つけたので紹介する。
「ジェンダーで読み解く男性の働き方・暮らし方」 多賀太
共働きと子育ての中で感じる社会や労働に対するモヤモヤがいくらか言語化されたような気がする。
例えば
男性稼ぎ手モデルの社会で生きてきた中高年
男が働くのが当たり前、男子厨房に立たずの時代に生きてきた人間が組織の中核にいる。
だから変わらない。変われない。そういうこと。
Yesterday’s glory won’t help you today.
そういう社会や組織にいて、子育てに対して配慮が生まれるはずがない。
仕事と育児の両立といっても長時間労働してたら無理
長時間働くことが当たり前だった人間が上司だったりする。
仕事と育児をどちらもやりたいとなると、今の社会ではどちらも中途半端になるかもしれない。
少なくとも私は、仕事も子育ても中途半端になっていないだろうかと自問せずにはいられない。
父親に育児に参加しろということは、仕事の負担を減らすこととセットだ。
子育てはただでさえ大変なので、本腰を入れたなら仕事の片手間というわけにはいかないのだ。
男性稼ぎ手モデルの社会に反逆する
来年度は、仕事を中断して育児に専念しようと思う。
社会を変えるにはまず自分を変える。
コメント